日本基督教団京都教区
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韓国基督教長老會大田老會と京都教区の交流について


 1998年6月30日、日本基督教団京都教区と韓國基督教長老會テジョン ろうかい大田老會は、相互交流のための同意書に調印し、これまでに相互の交換プログラムや宣教協議会など、多岐にわたる取り組みを行ってまいりました。また、6月の最終主日を「交流を覚えて祈る日」と定め、祈りの時を持ってまいりました。そして2018年、2019年に京都、大田それぞれで交流20周年の記念行事を行い、交流の実りを確認し合いました。
 しかしながら、2020年度以降、コロナ感染の拡大により、わたしたちはいま交流のできない状況におかれています。この間、大田老會とはオンラインの会議で話し合いを続けてまいりましたが、2022年は、可能になれば、11月に大田老會から2名の方をお迎えして交流プログラムをもつこととしています。交流が再開できることを切に祈るものです。今年も祈りの課題をどうぞ各教会におかれましても、共に祈っていただき、また今後の交流に参加、ご協力いただけますようお願いいたします。

(下記「祈りの課題」中「コロナ19」は新型コロナウイルス正式名COVID-19の韓国表記です)

◆2022年の祈りの課題

I、共通の祈り
  1. 東北アジアの平和のために。
  2. 差別をこえた多文化共生社会のために。
  3. 交流24周年を迎え、大田老會と京都教区の関係の成熟と共同宣教の新たな発展のために。
  4. 韓日間の協力を通して、コロナ19(新型コロナウイルス)危機を克服することができますように。

II、京都教区の祈り

共に祈ってくれる友、大田老會の方々がいてくださるということに感謝しつつ祈ります。
  1. 日本の侵略支配と戦争の反省に立ち、歴史の歪曲、憲法の改悪、戦争への道を許さず、平和のために祈ります。
  2. 教区が社会から問われている差別と人権の問題に取り組み、ヘイトスピーチなどの差別煽動をゆるさず、格差と貧困のなかで人々の絆をつくっていくことができるように祈ります。
  3. コロナ19(新型コロナウイルス)危機の中にあって、人々のいのちが守られ教会が守られますように。危機克服に向けて歩む世界に、平和と癒しが満ちたものとなりますように祈ります。
  4. 京都教区諸教会(76教会・伝道所)の宣教の進展と連帯の深化のために祈ります。

III、大田老會の祈り

韓国基督教長老會大田老會は、韓国社会の民主化と人権、そして、平和統一のために献身してきた教会の肢として、宣教の働きを担わせてくださった神の恵みに感謝し兄弟姉妹教会として協力している日本基督教団京都教区と共に、次のように祈ります。
  1. 社会的不平等と差別を乗り越え、だれもが安定した平和な生を享受でき、政治的両極化を克服し、民主主義が一層発展するように祈ります。
  2. 南北間の緊張が解消し、終戦宣言とともに平和協定が締結され、東北アジアの平和実現するように祈ります。
  3. コロナ19(新型コロナウイルス)危機の中、自然を棄損してきた生活の方式を反省し、生命の保全のため、また世にある教会の共同体性の回復のために祈ります。
  4. 大田老會の全ての教会(76教会)がキリストの体としての成熟とこの世に向かう宣教的情熱を回復できますように祈ります。


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